俱利伽羅龍剣とは

不動明王が持つとされている剣で、悪い思い、悪い行いなど人の道に反する考えや行動を断ち切り、後背に煩悩を焼き尽くす炎を携え、この炎をまとう龍、倶利伽羅龍王が巻きついています。

古くから人々を守る魔除けとして信仰の対象とされてきたり、美術品、工芸品として広く親しまれてきました。

昔から様々な「倶利伽羅龍剣」が描かれたり制作されてきましたが、剣と龍がセットになった作品はどれも全体が金属であったり木彫刻であったりして、本物の刀剣で作られた作品は存在していません。

当プロジェクトでは刀剣と龍が一体になった「倶利伽羅龍剣」を再現することで、刀剣業界を盛り上げて、さらには世の中を勇気付け前向きにしていければ、そして日本の誇る刀剣の伝統技術・文化を、1000年先まで残していくお手伝いができたらと考えています。